しおさい

海を中心とした一人旅の記録。トラベラーズノートもつけています。

足尾銅山観光

[2024年3月10日]

少し風が強いですがよく晴れた日曜日。

足尾銅山へ向かうべく東武特急りょうもう3号に乗りました。

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きっかけは足尾銅山に行く動画を見たこと。


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北千住駅からの乗車です。

東武特急に乗るのは初めてで、改札を通る時に特急券を通さなくていいの?と戸惑いました。

北千住駅ではICカードで改札に入場した後、特急ホームの入り口で係員さんに特急券を見せます。


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日曜の朝、乗車率は10%といったところでしょうか。


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車窓から広がる青空がよく見えます。

りょうもう号は大きな窓が二席に一つの作りなので、景色が見たいなら奇数席、フックを使いたいなら偶数席が良いそうです。

私は奇数席を予約しました。


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目的地の下調べをしていたら前の方から歓声が聞こえたので外を見ると、冠雪した富士山が見えました。


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利根川越しにも富士山。

 

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富士山を撮りまくっている内にあっという間に到着しました、群馬県相老駅で下車です。

 

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こちらはわたらせ渓谷鉄道のホームにあった新しい駅名標

 

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跨線橋の上から撮った写真は、背景に広がる山々と青空、白い雲が美しいです。

ちなみに撮影は全てiPhone13です。


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相老駅の駅舎は立派でお手洗いも広くて綺麗でした。

さて、次に乗る列車まで1時間ほど時間がありますので少し散歩に出ることにします。


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20分弱歩いて渡良瀬川までやってきました。


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こちらには富士山(ふじやま)があります。

もちろんあの富士山(ふじさん)とは関係がありません。


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中腹まで登ると渡良瀬川を渡っていく列車が運良く見られました。

調べると上毛電気鉄道が通っている路線のようなので、おそらくその列車かと思います。
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こちらは富士山山頂からの景色です。

真ん中に見える大きな橋は、両毛線わたらせ渓谷鉄道が渡る橋なんでしょうか。


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相老駅に戻りますと乗車予定のわたらせ渓谷鉄道ロッコわっしー号がやってきました。

こちらは乗車券の他にトロッコ整理券が必要となり、整理券は旅行代理店やローソンなどでも購入ができます。

切符と整理券を見せていざ車内へ。

 

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車内はこのようにテーブルと椅子が設置されていて、桐生駅から乗ってきたのでしょうか、既に乗客で多くの席が埋まっていました。


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冬季はこのように窓ガラスがはめられていますが、夏季はガラスが取り払われて風を感じることができます。


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車内改札の際に乗車記念カードを貰いました。

これはとても嬉しいですね。


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こちらはどうやらわ鐡のマスコットキャラらしくいたるところにいます。

車内でオリジナルグッズの販売もされていました。


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ふと見上げると天窓も付いていました。

 

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上神梅駅は通過駅なのですが、列車は減速してアナウンスが入りました。


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こちらの非常にレトロな駅舎が登録有形文化財になっているそうです。


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それからトンネルを抜けた先にある滝の前でも減速してシャッターチャンスを貰いました。

見えるのは一瞬とのことだったので遠くに小さく見えるものだと思っていたら目の前に現れたので驚きました。


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こちらの神戸(ごうど)駅ではしばらくの停車時間があり、車内に飲み物やお弁当を販売に来てくれます。

また、実際の列車が建物になったレストラン清流もありました。

その後わっしー号は長いトンネルに入ります。

 

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トンネル内では照明が落ち、代わりにカラフルなイルミネーションが点灯します。

このような演出がなされるトロッコ列車は他にないのではないでしょうか。


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トンネルを抜けると青く美しい水面が目に入ってきました。


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この沢入駅を通過すると、これまで右側だった渡良瀬川が左側に見えるようになります。


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ほとんどの区間で進行方向右側の眺めが良いので席が空いていなくてがっかりしていたのですが、実は沢入から左側に見える景色が一番綺麗なのだそうです。

そのアナウンスを聞いて残念だった気持ちは吹き飛んでいきました。


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長い橋を渡るともうすぐ降車駅の通洞駅です。

 

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通洞駅では私の他にも降りていく方が多くいました。

 

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外には謎のオブジェが。

 

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足尾銅山観光へは駅から歩いていくことができます。

目立つ門をくぐって入坑券を買い、坑道の中へ行くためのトロッコを待ちます。

 

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待合室は広く色々な展示も置いてあります。

 

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ロッコがやってきました。

椅子がとてもふかふかです。

このトロッコに乗れるのは往路だけで、坑道の中を歩いて観光していると入り口の方へ帰ってこられるようなつくりになっています。


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車窓からの景色。


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小さなトロッコなので線路が近く感じられます。


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坑道の入り口に線路が続いています。

アトラクション感があってわくわくしますね。

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最奥まで辿り着きました。

乗客を降ろしたトロッコが帰っていくと順路の看板が現れて、横穴へ入っていくことができます。

 

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とても薄暗く足元が濡れている箇所もあるので要注意です。

しかし雰囲気があって歩いているだけでとても楽しいです。


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至る所に人形が展示してあり当時の様子を窺い知ることができます。

リアルな人形なので遠くから見ると本物の人がいるように見えて少し怖かったり。


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出口付近に鳥居とお賽銭箱がありました。

鳥居の奥では水の流れる音がしています。


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出口は小さな資料館に繋がっていて、ミニチュア模型や資料映像なども見ることができます。


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鉱石の展示もありました。

少年が「リアルマイクラだ!」と言っていたので見てみたら、なるほどと納得するラインナップでした。


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外の広場に出ると道具やトロッコの展示があります。


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巨大な寛永通宝も間近で見られます。

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お土産売り場もあり、これがかなり広いお店です。

別に食事どころもあるようでした。


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日光仮面。


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足尾銅山観光前にもバス停があるのですが、少し時間があったので通洞駅前まで歩いて戻ってきました。

ここから日光方面へバスで行くことができますので、それに乗ります。

50分1,200円です。

 

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東武日光駅は多くの観光客で賑わっていました。

2019年の日光旅行以来なので実に5年ぶりの来訪です。

しかし観光はせず、駅弁とお土産だけ買って特急に乗り込み帰ります。

 

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予約満席の特急けごん36号に乗車すると、お隣にスペーシアXがやってきました。

とてもかっこいい車両です。

いつか乗ってみたいですね。

 

予約をとった時はけごんの名前だったのですが、アナウンスはスペーシアけごんと言っていて乗り間違えたかと焦りました。

結局同一の列車で間違いないんでしょうか、謎のままです……。


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駅弁は湯葉が真ん中に乗ったちらし寿司弁当です。


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お土産は抹茶のカステラにしました。

 

最近は関東圏をうろうろしています。

生まれも育ちも関東なので大体遊び尽くしたと遠方への憧れが強くなる一方でしたが、まだまだ見るところがたくさんあることに気がつきました。

今回付近を通過した東武動物公園なんかも行きたいところリストに入っていますので、近々記事になるかもしれません。

 

トラベラーズノートにまとめたものはこちら↓

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