[2022年7月8日〜10日]
7月8日金曜日、仕事終わりにネカフェでシャワーと夕飯だけ済ませて夜行バスで出雲大社へ直行しました。
そこそこ距離のある3県ですが、いつもながら本当に行きたいところだけを2日間で周りました。
電車、バスに乗って移動していた総時間はなんと27時間……丸一日以上です。
寝ている時間が多かったのもありますし、起きていても1人で乗り物に乗っている時間が大好きでまったく苦ではないからこそこんなことになりました。
12時間の夜行バスはさすがに体がおかしくなりそうな予感がしていましたが、以前に友人がこの方法で出雲大社に行っていたのできっと大丈夫だろうと真似してみることに。
3列独立シートが直前で値下がりしていたので初めて乗ったのですが、そのおかげか全く体が痛くなりませんでした。
そう、なんとこの旅行の計画を立ててチケットなどの手配を始めたのが確か水曜日くらいという直前っぷり。
行きたいと思ったら即行動です。
ちなみになぜこの3県にしたかというと、直前に天気がほぼ確定したタイミングで、行きたい候補にあった観光地の中から雨でも楽しめそうなところと晴れそうな地域を選んだ形です。
出雲大社から少し歩いたところにあるバス連絡所で下車し歩いて行きます。
横道がたくさんあり参道の途中に通じているので本殿までもっと早く行けるのですが、せっかくなので勢溜の鳥居から入るためにせっせと歩きます。
こちらがその鳥居です。
目の前にスターバックスがあります。
今回雨の予報だったのでカメラを持っていかずiPhone13で全て撮影しているのですが、広角がかなり重宝しました。
松の並木道をぬけると……
かの有名なしめ縄があります。
朝の9時前だったため人がまだまばらでしたが、10時頃になると人がかなり増えてきました。
可愛いうさぎの像が至る所にあります。
こんなにたくさん……!
池のそばに紫陽花が咲いていました。
だいぶ萎れかけていましたが、中にはまだ鮮やかなものが残っていて良かったです。
雨に濡れた紫陽花、風情があります。
出雲大社から歩いて15〜20分のところに稲佐の浜があります。
日本の渚100選に選ばれている海岸で、私としてはそれが目的で予定に組み込んでいたのですが、どうやら出雲大社とゆかりがあり、こちらの砂を持っていくと清めの砂と交換してくださるのだそう。
これから行かれる方はぜひ詳しいやり方などを調べて行ってみてください。
工事のため入口が制限されており、浜辺に大量のテトラポッドが。
テトラポッドが好きなので群生している希少な光景に思わずシャッターを切りました。
日本神話と関係の深い巨大な岩があります。
浜辺や浅瀬に岩がある美しい海岸は日本各地にありますが、この岩はかなり大きくポツンと存在しているので目を引きます。
稲佐の浜から路線バスに乗る予定でしたが、夜行バスの到着が少し早まったことで時間に余裕ができたのでスタバに寄り、連絡所から路線バスに乗ります。
連絡所の近くにはお土産処やお蕎麦屋さんがありました。
約20分ほど海沿いの山道を走り、着いたのが日御碕神社。
小さいながらも綺麗で、朱色の建屋が映える神社です。
どこかこの世ならざる空間に繋がっていそうな雰囲気の鳥居がありました。
神社の裏手はすぐ海になっています。
大量のウミネコが。
ウミネコ、面白くて大好きなのでテンションがあがります。
徒歩で10分くらいのところにある日御碕灯台を目指してウミネコの声を聞きながら歩きます。
道は舗装されており緩やかな坂道なので体力が削られる心配はなし。
こちらは南国の雰囲気があるなあと思って撮った路地。
この先には貝殻を扱っているお店が所々にあり、その内のひとつで貝殻の音の聴き比べをさせてもらいました。
耳に当てると波の音が聞こえるというアレです。
たくさんの種類の貝殻や貝殻を加工した小物などが並べられていて見ているだけで楽しいです。
自分用のお土産に、小瓶に入った貝殻のネックレスを購入しました。
灯台に到着しました。
灯台の下からも眺めは良いのですが、登って展望台から見る景色は格別です。
写真で見るとそうでもないかもしれませんが、最上階付近の階段は垂直にも思えるほど急で狭いので怖いです。
靴を脱いで上がるので、サンダルなどで訪れる場合でも靴下を持ってくることをお勧めします。
神社の方には戻らず駐車場の方に行くと食事どころやビジターセンターがありました。
ご夫婦が自販機にカメラを向けていたので何事かと見るとウミネコが。
飲み物を買って音を立てても自販機を守っているかの如くそこから動きませんでした。
駐車場からバスが出ているのでここから一気に出雲市駅まで移動します。
出雲市駅から特急やくもで岡山へ。
本日は岡山で1泊します。
ホテルに荷物を置いてから倉敷の美観地区に来ました。
17時を過ぎていたのでお店はどこも閉まっていましたが、そのおかげか人がまばらで写真が撮りやすかったです。
真っ暗になるまで待ちたかったのですがなかなか暗くならなかったのでこれが精一杯の夜景となりました。
翌朝、岡山から特急しおかぜに乗って松山を目指します。
松山で乗り換えをして最終目的地は下灘駅となります。
駅のギフトショップでおやつを買って乗り込みました。
上に写っている瓶は昨日貝殻屋さんで買ったものです。
今や切符を買うことも珍しいので、なんの変哲もない切符ですが記念に撮りました。
片道だけ買ってから、往復で買ったほうが楽だったことに気がつきました。
下灘駅には改札や券売機がありませんので、帰りは整理券を取って松山に戻ってからの精算となります。
下灘駅に到着しました。
海とは少し距離がありこちら側が高くなっているので、逆に海と駅がひとつづきになっているように見えます。
インフィニティ温泉のような感じですね。
観光客が少なくとも10組はいたので小さな駅は人でわらわらしていましたが、電車が去るとみんな手前に避けてまずは無人のホームをパシャパシャ撮影。
やがて1組ずつベンチに座ったりポーズを取ったりして撮影。
何も言わなくても示し合わせたように順番で譲り合っていて、とても良い雰囲気でした。
ホームにはひまわりが。
下灘珈琲さんのキッチンカーでみかんジュースをいただきました。
曇ってはいますがかなり暑かったので冷たいジュースがとても美味しかったです。
みかんジュースは3種類のみかんから選べ、もちろんコーヒーや他にも炭酸ジュースなどメニューが豊富でした。
帰りの特急しおかぜはアンパンマン列車でした。
松山で買ったおやつを食べながら岡山へ戻ります。
あとは岡山から新幹線で関東に一直線です。
キティちゃん新幹線、いつか乗ってみたいですね。
トラベラーズノートにまとめたものがこちら↓