しおさい

海を中心とした一人旅の記録。トラベラーズノートもつけています。

京都〜冬の陣〜

[2023年1月14日]

ブログ記事にはしていませんが、過去に京都〜春の陣〜と〜夏の陣〜があったので今回は〜冬の陣〜としています。

夏の陣の旅ノートはこちら↓の記事で見られますので、ぜひ。

【旅ノート1冊目終了記念】

https://pitotsuki.hatenablog.jp/entry/2021/10/28/233614

 

翌日に大阪で観劇予定があったのでこの日は関西で観光して一泊しようと考えていました。

そして、次に関西に行くときは天橋立に行こうと決めていたのでいざ京都へ。

列車が好きなので特急で天橋立へ向かいたかったのですが、Webからの予約ができず京都駅から高速バスで行くことに……。

 

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観光地として整備されていて綺麗で設備の整った天橋立駅に到着。

行きの新幹線を降りた京都駅にはもう戻らないので、こちらでスーツケースを預けました。

 

事前に調べていた路線バスの時刻表と実際の時刻が異なっているというトラブルがあり、バスがくるまで40分程時間ができたので少し散策することにしました。


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天橋立の入り口にある橋。

後でわかったのですが、こちらが船が通る時に回転する橋だったようです。


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ここから長い松林が始まっています。


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非常に穏やかな川の流れ。

静かすぎて非日常感というか、この世ならざる感がすごいです。

 

さて、ここから路線バスでどこへ向かうのかというと、舟屋で有名な伊根です。

ご覧の通り曇天で小雨がぱらつく生憎の天気なので、実は天橋立の絶景よりも楽しみにしていたものが伊根にはあります。

 

天橋立駅からちょうど1時間で伊根のバス停に着きました。

ちなみに一緒に乗っていた観光客のほとんどは3つ前の遊覧船乗り場で降りていきました。

バス停から少し戻るように歩きます。

 

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こんな感じで風情のある街並みが続いています。

左側の建物が舟屋になっていて、すぐそこに海があります。

建物と建物の隙間から海が見えるというワクワクポイントです。


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本日のお目当て、食事処うらなぎ丸さんにやってきました!


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伊根の寒鰤丼です。

鰤が大好きなのですが今冬はまだ食べていなかったのでこちらで豪華な鰤丼をいただくのを楽しみにしていました。

一枚一枚が大きくて鰤を口いっぱいに頬張る幸せ。

お味噌汁の中にも切り身が入っていました。

握りや鰤しゃぶなどもあったのでいつかそちらもいただいてみたいですね。

 

お腹がいっぱいになったのでバス停3つ分を歩いて戻り、伊根湾めぐり遊覧船乗り場に来ました。

 

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水がとても綺麗です。

 

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かもめ5号に乗船。


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ガイド音声が伊根湾にまつわる歴史やこの辺りで行われている養殖についてなどを教えてくれます。

昔、鯨が伊根湾に侵入してきた時のことなど面白いお話が聞けますよ。

 

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かもめの餌としてかっぱえびせんを購入して船上から撒くことができるのですが、このようにトンビが非常に多くかもめの餌を全部取っていきます。

遠目から船を見た時もめちゃくちゃ群がられているなと思っていたのですが、実際に乗ってみてもすごかったです。

もはやトンビウォッチングクルーズでした。

 

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遊覧船乗り場は売店もあってお土産もたくさん置いてあります。

せっかくなのでこちらのプリンを購入してホテルで食べることにしました。

やわらかくてカラメルがあまり苦くないので食べやすいプリンでした。

 

再び路線バスで天橋立方面へ戻りますが、駅とは対岸の天橋立ケーブル下で下車しました。

ここからケーブルカーまたはリフトで高台にある傘松公園に行くことができます。


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ケーブルカー乗り場でかさぼうがお出迎えしています。


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登りはケーブルカーで行くことに。

15分ごとに運転しているのでアクセス良好。

 

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股のぞきで有名な傘松公園に到着です。

股のぞきをしている人はいませんでしたが……。

お土産屋さんやレストランもある絶景スポットです。


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遠目に見ると、自然にできたとは思えないほど見事な一本道が海にかかっているのがわかります。

ちなみに手前に写っている緑の線がリフトです。


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雲がかった山に囲まれた天橋立は幻想的で、曇りでも悪くない景色です。


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下りはリフトに乗ることにしました。

スキー場のリフトなんかと同じく生身でただ座るだけですし、高いところが苦手な人は怖いかもしれないですね。

登りのリフトは逆向きになって景色が見られないので、登りはケーブルカーで下りはリフトがおすすめです。

 

ケーブル下からすぐのところに観光船乗り場があります。

こちらは周遊ではなく対岸までの移動手段として利用することができるので、駅までは観光船で戻ることにしました。

観光船の待合室はストーブが焚かれていて暖かいので寒い日でも安心。


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分かりにくいですが冒頭でも触れた廻旋橋が回った所を見られました。

 

短い旅はこれにて終了。

あとは駅から高速バスに乗ってホテルへ向かうだけです。

やっぱり知らない土地を一人で歩くのは楽しいなあとしみじみ思い、早くもまた旅に出たくなりました。

夏より冬の方が好きなので、冬の間に色々と行けたら良いなと思っています。

 

トラベラーズノートにまとめたものがこちら↓

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